いきなりですが、悩んでおります。
何を悩んでいるのかと申しますと、4月9日、10日に行われる東京・春・音楽祭の『カルミナ・ブラーナ』を聴きに行くかどうかで悩んでおります。
指揮はリッカルド・ムーティー、オケは東京春祭特別オーケストラ、合唱は東京オペラシンガーズだそうな。
うーむむむむ、どうしよう。
行きたきゃ行けば?という程度の話ではあるのですが、なんせチケット代がお高い。
今現在購入可能な席で、一番安いB席でも一万八千円ですよ。
それに交通費+宿泊代となると、まるっと5万円以上はかかるんだよなあ。
で、何でまた突然東京までクラシックを聴きに行こうかと思ったのかと言いますと、バンクーバーオリンピック閉会式での、ソチオリンピックのプレゼンテーション動画を観て、無性に”いい音楽”が聴きたくなったからであります。
特にマリア・グレギーナさんの歌う「だったん人の踊り」に感動しまして。
この方はソプラノ歌手なのですが、高音もさることながら、中低音の響きの豊かさ、美しさが素晴らしい。
思わず痺れてしまいました。
何故なんだ、何故ソプラノなのに、こんなに豊かで艶やかで美しい中低音が出せるんだっ!
これはもう反則ではなかろうか。
初めは「うわ〜、だったん人だ〜〜チーズ星人だ〜〜(かつて日清のCMで、チーズ星人がだったん人の踊りを歌っていた)」くらいのノリで聴いていたのですが、あまりにも色っぽい中音域の歌声に背筋に寒気は走るわ、この声をソプラノが出しているという事実に笑いがこみあげて来るわで、いささか挙動不審な人になってしまいやした。
ソプラノがこの音域を豊かな声で歌えるんだもんなぁ・・・・そりゃ日本人歌手がなかなか世界に出て行けないのも納得ですわ。
技巧がどうこう以前に、持っている楽器(肉体的資質)が違い過ぎる。
ちなみにソチオリンピックのプレゼンテーション動画はこちら。
いつもはニコニコ動画のアカウントを持っていない人でも見られるように、大百科のアドレスを貼っているのですが、今回は外部での閲覧が許可されていないようなので、直接ニコニコ動画のアドレスを貼りました。
まぁこの機会にアカウントを取得してみるのも悪くはないんじゃないでしょうか・・・わたくしはマイコーのためにプレミアム会員になってたりするんですけどね、ふっふふふふふっ。
しかし『カルミナ・ブラーナ』をどうすべか・・・。
うーん、うーむ、うぅぅうう〜〜ん。
よし。
聴きに行こう。
という訳で、ちょっくら春の東京に行って来たいと思います。