フロイデサマーコンサート、ヴェルディ『レクイエム』の本番を明日に控え、例によって関西フィルハーモニー管弦楽団とのオケ合わせに行って来ました。
今回のヴェルディのレクイエム、恐らく合唱団内でも私はワーストに近い練習出席率だったのではないかなぁ。
あまりにも練習に出られなかったもんだから、正直申しまして、1ヶ月ほど前までは本番の舞台に乗るかどうかも微妙に迷っている状態でした。
暗譜にも絶対ついて行けないと思ってましたしね。
ただ幸い記憶力と音楽的な勘だけは悪くなかったようで、何とか暗譜&全体の流れの把握が間に合いそうだったので出演を決めました。
で、いよいよ本番を迎える訳ですが・・・・うーん、何だか知らんが、個人的には思っていたよりもいい感じで歌えているかも知れない。
よくも悪くも”これまでやって来た事”への執着がないもんだから、「うまく歌ってやろう」とか「練習の成果を全て出しきってやろう」と言うような、見栄だとか気負いがないんですわ。
これまではべったり身内のように合唱団の音楽にくっついて歌っている事が多かったのですが、今回は心理的に少し距離感がありまして、それが自分にとってはプラスに働いているような気がする。
しがらみや思い入れが少ない分、いつもより自由に音楽にアクセス出来ると言いますか。
また個人的な感触がいいからかも知れませんが、今回の演奏、合唱団の声の響きがどうとか、ソリストがどうとか、オーケストラがどうとか、そういう個々の枠を超えて、いい演奏になるんじゃないかという、あまり根拠のない予感がしております(笑)
いや、確かに根拠はないんですが、やっぱり全体を取り巻く流れというのはあるもんでして、それが悪くないような気がするんですよ。
今日のオケ合わせでは、途中で体力が持たずにバテてしまった(休憩時間に飴をもらって復活した)ので、明日の本番前は、普段はダイエットの大敵として避けている、お腹には溜まらずカロリーの高いものでも食べて集中力を保ちたいと思います。
しかしお腹に溜まらずカロリーの高いものって何ですかねぇ。
チョコバーとか菓子パンだろうか。