自分で動画を紹介しといてなんですが、動画の中でマイコーが輝いていればいるほど、失ってしまったものの大きさに息苦しくなる。
もうあの柔らかい声は聴けないし、しなやかで切れのあるダンスは見られないんだな。
死の前日までこの夏に行われる予定だったロンドンツアーのリハーサルをしていたそうで、本当にもう残念としか言いようがない。
全盛期の頃のようなダンスは到底無理だろうし、声量も落ちていただろうとは思うのですが、一曲軽く踊って、次の曲は椅子に座りながら歌うような緩やかな構成でもいいから、今現在のマイコーのパフォーマンスを見たかった。
マドンナとの共演も見たかったよ。
あちこちの追悼番組を見るたびに、反対に深くなっていく喪失感の中で、何故か無性に高井さんの[The Music of the Night]が聴きたくなった(笑)
何故だろうな、音楽的にはマイコーと何の接点もないのに。
でも今、喉の奥に詰まっているこの酸っぱい感情の塊を、溶かしてもらえそうな気がする。
名古屋開幕は、もう少し先か・・・・。