オペラ座観劇と共に、今回の上京のもう一つの目的。
それはクリスマスイルミネーションを廻ること・・・だったのですが、結局カレッタのプロジェクションマッピング・プログラム『リュミエの森』しか観る事ができませんでした。
実は同じ3Dプロジェクションマッピングでも、丸の内『東京ミチテラス2012』の、東京駅舎をスクリーンにしたプロジェクションマッピングを観に行こうと思ってたんですよ。
しかし、職場と家へのお土産で膨れ上がった荷物を抱えて、恐ろしい人ごみに揉まれる勇気が出ず、すごすごと新大阪行きの新幹線に乗り込んだのでありました。
ちなみに3Dプロジェクションマッピングと言うのは、最近普及してきている演出手法の一つでして、平面のスクリーンではなく、建物や車など、立体的な構造物に映像を映し出す技術です。
あらかじめ対象物の構造データをコンピューターに取り込んで、それに沿った映像をプログラムして投影することによって、まるで投影された構造物が動いているかのような視覚的効果が得られます。
ま、百聞は一見にしかずと言う事で、丸の内駅舎の復元工事完成イベント「TOKYO STATION VISION」の動画などをご紹介。
駅舎の複雑な形を上手く生かした、そして鉄道への溢れる愛が感じられる、いいプログラムだと思いますね。
カレッタも、昨年までは広場一杯のイルミネーションを組み立てていたのですが、今年は電飾は一部のみで、後はプロジェクションマッピングを用いた演出になっていました。
恐らく実際にセットを組み立てるよりは、映像を利用した演出の方がお手軽なんだろうなぁ・・・と思いつつも、去年までの力の入ったまぶしいイルミネーションが少し恋しかったりもするのでありました。
『リュミエの森』お菓子の家。
これは3階(?)の、通路から撮影したものです。
同じく3階から撮影。
こうして見ると、映像から流れ落ちる滝が、電飾の河となって流れているイメージなのかなと思いますね。
滝の後に続く、海の映像。
カメさんが泳いでおります。
ほぼラスト近く。
光が雨のように降り注ぎます。
実は3階から撮影しているのには訳がありまして、どうしても会場の広場で撮影しようとすると、人が大きく入ってしまうのでありますよ。
遠目だとそれほど気にならないんですけどね。
おなじカメさんのシーンですが、人の影が・・・。
シンデレラの舞踏会。
ツリーの中で写真を撮ってもらえるので、常に人が並んでいて、なかなか途切れる瞬間を捉える事ができませんでした。
こちらは裏に回って、ツリーのすぐ横から。
「リュミエの森」は、時間帯によっては15分に一度上映されるので、いろいろ場所を変えて観てみるのも一興かと思います。
ファントム観劇の帰りにでもぜひどうぞ。